2024年9月29日日曜日

カメラを買ったよ!!!!!

 今回はMy New Gear...をやりたくて記事を書くことにした。何年振りだ。

気が向いたときに記事を書くつもりであきらめた話題が何個もあるのでこうなる


そんな茶番はさておき、今回購入した代物は…

Canon EOS R7 RF-S18-150 IS STM レンズキット。

箱に高級感溢れている


2022年6月23日にCanonから発売されたEOS R7と、18mmから150mmまでの広範囲な焦点距離をカバーする高倍率ズームレンズがセットになったレンズキット。同社のRFマウントカメラでは初めてAPS-Cセンサーが搭載されたカメラであり、2024年9月現在APS-Cセンサーが搭載されたRFマウントカメラの中では最上位機種である。

カッコいいフォルムだねえ!!

「ちょっと何言ってるかわかんない」って方は「十二鬼月の下弦の壱くらいのポジ」って覚えておけばOK。「鬼滅の刃知らん」って人はアニメでもいいから見て。ちなみに俺は原作の空気感が好き。


なんでそんな高いもの買っちゃったのって話だが、それはもう「欲しかったから」以外の何物でもないわけだが、そんなつまらない話をしに来たわけではない。この機材を手に入れるまでのながーい経緯を話そうと思う。要は自分語りがしたくなっちゃったってことだ。


中学生くらいまではカメラを触ったことはあれどなんの知識もなくただ思うまま家にあったデジカメで撮影をしていた。もともと機械モノは好きだったのでカメラもいじるのは楽しかった。

そのカメラで撮ったやつ。かわいいね

そんな中、高校生になって部活をどうしようかという話になる。別の高校に行くことになった友人が写真部に入るというのだ。俺はカメラを触って楽しかったという記憶と彼と同じ部活ならいいんじゃないかと思い、写真部に入ることにした。そして写真部に入るからとCanonのEOS Kiss X3ダブルズームキットを買ってもらった。これが一眼レフをまともに触ることになったきっかけである。

 

高校3年間、正直そこまで頻度は高くなかったが気が向けばカメラを持ち出し撮影していた。シャッター速度、絞り、感度なんかはここで学んだ。(ほとんどプログラムオートだったけど) 

 

あいかわらずネコチャンを撮るのであった


そして大学生、社会人とカメラは全然触らなくなった。忙しくなったとかほかにやることがあったとかいろいろあると思うが、スマートフォンの普及が大きいと思う。当時のスマホは今みたいな高画質ではなかったが、ガラケーと比べると大幅に画質が向上して、少なくともコンパクトデジカメの出番は大幅に減った。以前は記録として写真に残しておくならカメラが必須といえるくらいだったが、多くの場合スマートフォンのカメラで十分になったのだ。自分自身もその影響を多大に受け、カメラの出番はなくなった。そして年月を重ねるにつれてスマートフォンのカメラは進化を遂げ、多くの人にはコンパクトデジカメはもちろんのこと、一眼レフすら不要になるくらいだった。 

 

最近のスマホのカメラは優秀だよ。こんなにきれいに撮れるもん

…ちなみに当時の一眼レフで撮ったものと最近のスマートフォンで撮ったものを見比べると、まだまだ立体感やディティールなんかは一眼レフのほうが上だった。レンズもセンサーも大きさが段違いだからね。ただほとんどの人がカメラに金を出してまでそのレベルの画質を求めてはいないのである。自分もそうだったし。 

 

ということで、「スマホできれいに撮れるからカメラいらねーじゃん」時代を過ごし(今でもちょっとしたお出かけ程度なら綺麗に映るスマホで撮るほうがお手軽だしそっちのほうがいいよねと思っている)たが、転機は訪れる。 

 

本当に些細なきっかけである。それは友人の結婚式のことである。対して好きじゃなかったがまあまあ絡みのあった同級生から「これで写真撮ってくれない?」と小さなミラーレス一眼を渡されたのだった。OLYMPUS PENのどのモデルかは知らんけどOLYMPUS PENだった。それは覚えている。 

 

この小さいサイズ感で結構本格的な写真が撮れることに気づき、コンパクトなミラーレス一眼が結構いいなと思い始めた。だがこの時はまだ少しのあこがれだけだった。 

 

そして二年ほど経ち、現在の妻と付き合いだしたころ、出かけることが多くなってきた。その時、スマホだけだと味気ない気がしてきたのだ。そしてあのミラーレスを思い出す。今度こそコンパクトなミラーレスが欲しい!!!となる。そして決心する。ミラーレス一眼を買うと。 

 

そして手に入れたのがCanon EOS Kiss M2ダブルレンズキット。当時Canonで発売されていたコンパクトなミラーレス一眼の最新機種だ。それからは遠出するときはこれを持ち歩き記録を残していった。RAW撮影なんかも始めて、Lightroomでレタッチも始めてしまったんだ。 

ついこの前手放してしまったが俺にカメラの楽しさを思い出させてくれたいいカメラだった

 

そして凝り性なのがこの俺であり、「もっとレンズの幅を増やしたい!!!」という欲求に駆られる。購入したレンズキットの場合、焦点距離は最大でも45mmであり、ちょうどPixel6のカメラで二倍ボタンを押したときくらいの焦点距離しか撮影できなかった。風景を撮影するときは全然足りない。もっと欲しい。あともっとボケ感の出るレンズも欲しかった。そこでレンズ探しの旅が始まった。 

 

EOS Kiss M2に搭載されているマウントはミラーレス一眼専用の「EF-M」マウントとなっており、Canonの使用しているマウントはほかにもミラーレスではない一眼レフ用の「EF」マウント、もう一つのミラーレス用「RF」マウントの3種類があった。 

 

RFマウントのレンズはEF-Mには使えないが高級路線のミラーレス向けだし、EFマウントはアダプタをかませれば使えるのでどれにしようかな~なんてウキウキで調べていたが、ここで衝撃のニュースが舞い込んでくる。 

 

EOS R50という、詳細は省くが長らくCanonのエントリーモデルであったKissシリーズの後継機といえるカメラがRFマウントから発売されたのだ。そしてEOS Kiss M2は販売終了。つまり、EF-Mマウントは終焉を迎え、今後ミラーレスはRFマウントに統一されるということ。正式発表ではないが、明らかにそういう流れである。なんで同じミラーレスで2つもマウント作ってんだよ!!!とキレたいところだが、Canonはミラーレス発売当初はあまり力を入れておらず、コンパクトモデルばかり出しており、その小さいボディに合わせてマウントも小さめに作っていたのであろう。仕方ない。でも俺はCanonのカメラ以外に乗り換える気はないんだ、許してくれ。 

 

となると、EF-Mマウントでレンズを集めるのは未来がなさすぎる。レンズも資産にできないしこれはRFマウントに乗り換えねば!!というのがカメラを新しくすることになったきっかけである。 

こんなエモい写真も撮れちゃう

 

めちゃくちゃ長くなってしまったが、自分語りがしたかったので仕方ない。 

 

そして、なぜ「十二鬼月の下弦の壱くらいのポジ」のカメラを買ったのか。お前コンパクトなミラーレス一眼がよかったんちゃうんかいって話だが、これはもう凝り性だからもっといいカメラ買いたくなってしまったんだ。コンパクトさはもういらない、いいカメラが欲しくなったんだ。R50を買っても本当にただ買い換えただけ。だったらもっといいモデルがいいじゃないか。 

 

始めに目をつけたのがEOS R10。R50よりも機能や性能を充実させたモデルで、これなら今までよりも上位モデルだしいいじゃないか、これにしよう、と考えていた。だが思考停止でただ上位モデルを買えばいいってもんじゃない。と思い、他のモデルも調べた。 

 

そこで見つけたのが最初に見せたEOS R7である。R10と比べると細かい違いはあるが一番の違いとしてはボディ内手振れ補正があるかどうか。ボディ内手振れ補正があることで、手振れ補正がついていないレンズでも手振れを抑制できるのだ。 

 

これからいろんなレンズを増やしていきたいと目論んでいる自分にとってはレンズキットのレンズだけでは物足りない。そうなったらボディ内手振れ補正があるほうがレンズの幅が広がる。値段もフルサイズ機に比べたら良心的だったのでこちらを買うことにした。 

 

約3年でカメラを手放すことになってしまったので今回のものはもっと長く使えるように意図的にいいやつを選んだってことなのだ。 


このカメラをどれだけ使うのか、まだわからないけど精一杯かわいがってやりたいものだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿